あなたは、ビーリンサイトを使用されている、あるいは使用される予定の患者さん、またはそのご家族の方ですか?

ビーリンサイト®点滴静注用35μgによる治療を受ける患者さんへ

注意していただきたい副作用

ここでは特に注意が必要な副作用を紹介しますが、それ以外の副作用も起こる場合があります。また、すべての患者さんに同じような症状が出るとは限りません。 ご自身の体調の変化に気をつけ、少しでも気になる症状や変化があれば、遠慮なく医師や看護師までお知らせください。

骨髄抑制こつずいよくせい

抗がん剤によって血液をつくる働きが低下し、病原菌と戦い体を守る白血球が減少することで起こります。

骨髄抑制ではこのような症状があらわれることがあります。

  • 発熱
  • 寒気
  • 喉の痛み
  • 鼻血
  • 歯ぐきの出血
  • あおあざができる
  • 出血が止まりにくい
  • 頭が重い
  • 動悸どうき
  • 息切れ

骨髄抑制

主な状態 主な症状
好中球減少・
発熱性好中球減少症
  • 突然の高熱
  • 寒気
  • 喉の痛み
血小板減少
  • 鼻血
  • 歯ぐきの出血
  • あおあざができる
  • 出血が止まりにくい
貧血
  • 体がだるい
  • めまい
  • 頭痛
  • 耳鳴り
  • 動悸どうき
  • 息切れ

これらのような症状があらわれたら、すぐに医師や看護師に伝えてください。

症状の程度を医師が判断し、ビーリンサイトの投与の中断、中止、そしてその後の再開などを決定します。

患者さんにしていただきたいセルフケア

  • 感染症を予防しましょう。
  • 出血しやすくなりますので、けがには気を付けましょう。
  • 口の中も出血しやすくなりますので、やわらかい歯ブラシを使用しましょう。

監修

清井 仁 先生 
名古屋大学大学院医学系研究科 血液・腫瘍内科学 教授

後藤 裕明 先生 
神奈川県立こども医療センター 病院長・小児がんセンター血液・腫瘍科

監修者の所属・役職は2023年3月改訂時のものです

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