Q&A
Q1:ビーリンサイトとは、どのようなお薬ですか?
Answer
患者さん自身のT細胞を使い、その免疫反応によってがんを死滅させる、従来の化学療法とは異なるタイプの抗がん剤です。今までに受けていた治療で効果が十分でなかったり、再発したりしたB細胞性急性リンパ性白血病に対して点滴で投与されるお薬です。
Q2:ビーリンサイトは、どのようなタイプの白血病につかえるお薬ですか?
Answer
ビーリンサイトは、「再発または難治性のB細胞性急性リンパ性白血病と診断された患者さん」を対象としたお薬です。
Q3:ビーリンサイトによる治療は、どのくらいの期間がかかりますか?
Answer
ビーリンサイトは点滴静注製剤です。医師が患者さん一人ひとりに最適な投与量とサイクルを決定し、入院にて点滴を開始します。
お薬を24時間持続的に点滴し、輸液バッグを変えながら、4週間(28日間)かけて投与していきます。
Q4:ビーリンサイト点滴時に注意することはありますか?
Answer
点滴をしていて、なにかいつもと違うな、おかしいなと思ったら、すぐに医師や看護師に声をかけてください。また、輸液ポンプの設定を変えることは絶対にしないでください。副作用の発現につながったり、効果が十分にあらわれなかったりすることがあります。
Q5:どのような副作用に気をつけたらよいですか?
Answer
特に注意が必要な副作用としては、脳・脊せき髄ずい・神経・筋肉の異変、感染症、サイトカイン放ほう出しゅつ症しょう候こう群ぐん、腫しゅ瘍よう崩ほう壊かい症しょう候こう群ぐん、膵すい炎えん、骨こつ髄ずい抑よく制せいなどがあります。すべての患者さんに同じような症状が出るとは限りません。ご自身の体調の変化に気をつけ、少しでも気になる症状や変化があれば、遠慮なく医師や看護師までお知らせください。
Q6:医療費については、どのような助成制度がありますか?
Answer
医療費が自己負担限度額を超えた場合に、払い戻しが受けられる「高額療養費制度」や、医療費のお支払いが困難なときに利用できる場合がある「高額医療費貸付制度」、その他、医療費と介護費の合計額が自己負担限度額を超えた場合に、払い戻しが受けられる「高額医療・高額介護合算療養費制度」や、18歳未満の方を対象とした「小児慢性特定疾病医療費助成制度」などがあります。
Q7:入院中に自宅に帰ることもできますか?
Answer
ビーリンサイトによる治療には休薬期間があります。医師の判断により次の治療サイクルの開始まで自宅で過ごす場合もあります。
Q8:子供が治療を受けているときには、どのようなことに注意するとよいですか?
Answer
まだ自分の症状を表現できない年齢のお子さんでは、副作用に伴うさまざまな症状を訴えることができない場合もあります。





